🟢 はじめての砂遊び☆
Aちゃんは1歳のお誕生日を迎えたばかり。
ママに抱っこされて砂場へ入りました。
不安でいっぱいです。
最初は、ママが砂をすくって見せてくれました。
Aちゃん、
「ここにいるのはイヤ!」
と言うようにべそをかきました。
ママが、手のひらにのせた砂を握ったり開いたりして見せました。
「ほら、みて~♪ いないいないばあっ♪」
Aちゃんの視線が、ママの手に注がれました。
しばらくしてから、ママに腰を下ろしてもらいました。
(ブルーシートに)
しゃがんでいた高さが低くなりました。
Aちゃんと砂が近くなりました。
目の前には小さなフカフカの砂山。
目を引き、触ってみたくなるようなシャベルたち。
赤ちゃんにとって、シャベルはまだ道具としての役目は果たしません。
でも、触れる・つかむ・引き抜くことは出来ます。
大人とのやりとりの中で、刺してみるという模倣も起こってきます。
0・1歳児の初めての砂環境は、
とにかく不安を取り除くことです。
そして大事なのは、決して急がないこと!
景色や物に慣れ、
気持ちが一つ一つに安心感を持っていくのを読み取ること!
「じゃあ、これは?」
と、次々にアプローチを繰り出すことは逆効果です。
待つこと、気持ちに添っていくことが最大の近道になります♡
🟢 そして、ついに~♪♪♪
座れました~☆☆☆
触っています☆
握っています☆
もう、抱っこしてないんです!!
向かい側で見守っているママも、
とっても嬉しそうです♡
🟢 砂との『おつきあい』
砂場には入れても、まだちょっとドキドキ…
っていうこともあります。
そんなときも、やっぱり
『待つこと』『添うこと』を大切にしたいと思います。
「せっかくのチャンスなのに…」
という思いはつのりますが、
「ほら、やってごらん! 面白いよ!」
と、せかしたり強引にやらせようとするのは
かえって気持ちを遠ざけてしまいます。
子どもは、ママの焦りやもどかしさを敏感に察知します。
子どもの表情・言葉・動きに合わせていくと、
ママだからこそ気づくことの出来る宝物に
たくさん出会えると思います。
「あら☆ こんなこと前はしなかったなぁ」
~と。
ドングリの発見が、1歳児B君の気持ちを解きほぐしてくれたようです。
砂の塔に、アクションを起こしました♪
遊びへの入り口は、いろんなところに開かれています。
🟢 トライ♪ トライ♪ トライ♪
2歳児のC君。
お母さんによると、
ご家族で近所の公園の砂場でよく遊んでいるそうです。
いろんな道具や自然物に、黙々と取り組み始めました。
『掘る♪』
『入れる♪』
『トントン固める♪』
スコップの面を使い分けています。
次は、『型抜き』
しっかりギューッと詰めているので、
ひっくり返してもこぼれ落ちません!
C君とママの素敵な物語が生まれました~♡♡♡